
ゼミ活動やスケジュールについて(Active learning)
日頃は決められたテキストを輪読,各自担当する箇所を報告することが義務付けられています。その際にはレジュメとパワーポイントを準備し,自らのプレゼン能力に磨きをかけてもらいます。また,年間を通じてさまざまなイベントを行っています。それらのイベントにも積極的に参加することが学生生活を充実させることにつながります。
<ゼミ発表>
ゼミで採用されたテキストの各自が担当する箇所をパワーポイントを用いて報告します。報告の際にはレジュメを用意し,単なるテキストの解説ではなく,より深読みすることで,独自のサーベイを加え,オリジナルな報告を心がけてもらいます。報告に対しては多のゼミ生からの質疑応答に応えてもらい,ゼミ生全員で切磋琢磨しつつ自らのプレゼン能力を高めてもらいます。また,プレゼンテーションはある意味慣れでもあります。ゼミ生には出来るだけ多くの報告機会を持ってもらいたいです。
<ゼミ合宿>
3年ゼミ生は夏休み中にゼミ合宿を実施します。行先から実施スケジュールまですべて学生が自らの手で企画し成功に導きます。一人ひとりの学生が何らかの役割を担い,集団行動を通じて協調性と主体性を養ってもらいます。合宿先では日頃のテキスト発表に加え,対抗ゼミの討論テーマについて研究成果を発表します。
<AKサミット>
当ゼミではオリンピックが開催される年にすべてのゼミ卒業生が対象の同窓会が開催されている。現役時代に共に過ごしたゼミ仲間や先輩後輩だけでなく,その垣根を越えて既に社会で活躍している諸先輩達との交流が可能となっている。ゼミを通じたこれらの人的ネットワークが卒業後の社会においても存分に活かされ,多方面において日頃の社会生活の一助になっている。毎回100人を超えるゼミ卒業生が集まり,学生時代へと一気にタイムスリップしたような賑やかな集いである。


<対抗ゼミ>
対抗ゼミとは他大学ゼミとのディベイト大会であり,現在は5大学6ゼミがそれぞれ2チームを編成し討論会を実施している。各ゼミから複数出される討論テーマに対しそれぞれマッチングを行い,最終的には自分たちが選んだテーマに沿ってディベイトが行われる。討論会では日頃の研究の成果を存分に発揮した大変高度な議論が繰り広げられ,同学年の他大学の学生の取り組みやディベイトの技術を肌で感じることができ,大変刺激的なイベントである。また大勢の人たちを前に自らの考えを臆することなく論理的に主張することが必要となる討論会は学生にとっても大変貴重な経験である。さらに,その後の意見交換会を通じた学生交流は,その後待ち受ける就職活動等に対する他大学学生の動向や姿勢を知ることにもなり,自らの就職活動へのモーチベイションを大いに高めることにもなる。
対抗ゼミはゼミ生が一丸となって共通の課題に挑むことから,主体性・実行力・課題発見力・発信力・傾聴力・柔軟性・規律性・創造力・協調力・ストレスコントロール力など,社会人として大変重要となる素養を自ら育むことができる大変重要なイベントであり,まさにアクティブ・ラーニングの醍醐味を味わうことができるものといえる。
<主な年間スケジュール>
4月 ゼミスタート 恒例ゼミコン
6月 対抗ゼミ 討論テーマ決定
7月 ゼミ主催BBQの開催(2~4年)
8~9月 3・4年合同ゼミコン ゼミ合宿
合同ゼミ
12月 対抗ゼミの実施
1月 卒論提出 卒論発表会
2月 縦コン
3月 ゼミ卒業旅行

<合同ゼミ>
当ゼミでは3年生の夏に東洋大学,神戸学院大学の3ゼミで合同ゼミを実施しています。昨年度は蓮舫議員や公明党の山口代表他を招いて講演と意見交換を行いました。終了後の懇親会では,菅元総理も参加頂き,大いに盛り上がったのがいい思い出です。過去には自由民主党本部や総理官邸を訪れ,多くの国会議員の方々とセッションを行っています。このような合同ゼミを毎年趣向を凝らしながら開催しています。
<縦コン>
当ゼミでは毎年2月頃に2~4年までの全ゼミ生が参加するゼミコンパを開催している。縦コンを通じて先輩たちのゼミでの経験や就職活動への取り組み等を知る大変貴重な機会となっている。また,すべてのゼミ生が在学中に3度の縦コンを経験することで,上下2学年の人的ネットワークを構築することになる。当ゼミに所属したゼミ生達は全員共通のイベントを経験しており,その経験は卒業後も社会人として活躍していく中でその礎となるものである。

